ローズラボのメンタルケア心理士育成講座皆さまの体験談
セッションセラピスト Y.Yさん(40代女性)
同じくこの資格を取ろうと思ったきっかけを教えてくださいますか?
私は40歳手前までこれといった特技もなく、やりたいことも見つけられないという人生でした。結婚して出産して、そのタイミングでこの資格について教えてもらったのですが、そのときはあまりよくわかっていなかったんです。
なんとなく探している答えや本質がここにあるのではないかと感じて、また自分がどういう人なのかを知りたいという気持ちもあって、それで受講を始めました。自分に自信もなくて、そこに何かがあると信じて飛び込んだ感じです。
Yさんは、もともと相談者としての仕事に興味があったわけではなかったのですね。
そうです、どっちかというと人と接したりするのは得意でもないし、引っ込んでいたい方なので(笑)。
でも、この講座では自分のこともわかっていくので、一つ特性を知るたびに自分のなかにそういうものがあるのだと、自信が増えていく感じはありました。なによりも自分自身の進むべき方向性やゴールが見えてきて、真っ暗で何も見えなかった闇のなかに光が差して、そのゴールへ向かう道筋が見えてきた感じがあります。
進まなきゃ、というレールではなく、自然に続いている道で、それは本当に安心感につながりました。
実際に人の相談を受けるようになって、いかがですか?
実際、まったく経験がないので毎回めちゃくちゃ緊張もしますし、汗をかきながらなんです。もっとうまくできたら、と思うことも多々ありますが、先生方に私が相談させてもらって、その形を真似てみたり、やはりそれも特性によってみんなやり方が違うんですね。
人から見ると、私は私のスタイルがあるようなのですが、正直なところ、相手の方と話しているとき、向かうべきゴールはまったく見えていないし、解決できるという自信もないんです。あるのは、この学問と技術に対する信頼だけで、人は自分、そして相手の本質を知らない限り幸せになれない、ということには確信がありますから、その方と一緒に答えを探していく感じで進みます。
この学問のすごさがそこで伝わって、ご自身も学びたい、とおっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。
自信のないYさんだからこその相談の形があるわけですね!
そうかもしれません(笑)。
こんなに自信もない、特技もない、という私が、ここで学んだだけで人の相談に乗れているということ自体が、これから学ばれるみなさんの自信になるだろうなと思っているんです。これをきっかけに、一歩を踏み出してもらえたら嬉しいです。