ローズラボのメンタルケア心理士育成講座皆さまの体験談
セッションセラピスト D.Yさん(30代男性)
この資格を取ろうと思ったきっかけを教えてください。
もともと、人の心など「目に見えないものを見たい」という気持ちがずっとありました。ただ話をしているだけなのに、なぜ自分のことがこんなにわかるんだろう、という伝説の学校の先生がいたんです。子どもと少し話しただけでも、その奥深くを見抜いていくような力があったんですね。その力を、身近な人に感じるようになって、たずねてみて、この技術のことを教えていただきました。長く付き合ったからではなくて、ほんの短時間でもその人の本質がわかるようになりたくて、学ぶことにしました。
学び始めて、ご自身でどんな変化を感じましたか?
短時間でもそれまでよりずっと人のことが理解できるようになりました。ある方は、5年くらい専門機関に相談をされていて、そこのスタッフの方が5年がかりでようやくわかってきたことを、知り合って3日で言い当てたとすごく驚かれたり。そういう体験が増えましたね。
お母さんから子どもに関する悩み相談を受けていると、結局お母さんご自身のことを扱うことになって、ご自身がスッキリされたと喜ばれたり。やっぱり人を楽にする技術だなと思います。
求めていたものが手に入ったのですね! 何人くらいの方の相談を受けてこられましたか?
グループで受けることもあるので、400人くらいでしょうか。
それだけの人数の方と話してこられて、どんなことを感じられていますか?
自分自身がそうだったように、多くの方は自分のことがわからないんです。さっき初めて出会いました、みたいな僕がこの技術を使うことで、その方自身の本当の望み、ほんとにしたいことってこれじゃないか、一番苦しかったことはこれじゃないか、本当にほしかった言葉はこれじゃないのか、というところに一緒に気づいていけるという感動があります。
その人の特性がこうだから、こういうところで苦しむんだな、という悩みの根本の部分がわかるので、自分のことを責めなくなるし、許せるし、手放しやすいのだと思います。
これからの展望を聞かせてください。
もっと僕自身がレベルアップしたいです。今苦しい方を楽にする、ということももちろんですが、今うまくいっている人がさらに輝けるような一言をかけてあげられるような、そんなレベルになりたいです。あとは、需要がたくさんあるのに、まだ始まったばかりで受け皿が少ないので、プロとして一緒に活躍してくださる方がもっと増えたら嬉しいです。